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紅葉の伯耆大山〜モンベルが創造する観光

吉備路はやっと紅葉が色づき始めてきましたが、ここ伯耆大山は紅葉真っ盛り!!

伯耆大山は中国地方の最高峰であり、山陰のシンボリックな場所の一つです。

個人的にも大好きな場所で年に一度は必ず訪れています〜

今回訪れたのは伯耆大山の懐に抱かれた大神山神社。名前からして御利益をいただけそうな神社ですが、訪れたのは今回が初めて・・・

入り口の鳥居をくぐった場所です。見事な紅葉〜

 

京都を思わせる静寂な参道と、見上げるような巨木・・・厳かな気持ちになります。

参道の石畳に紅葉した落ち葉が落ちていて絵になります。

大門をくぐると階段の先に本堂が見えました!

木造建築の美を感じさせる本殿、周囲の紅葉と溶け合い素晴らしい景観です!

 

こんな素晴らしいスポットをこれまで見逃していたとはお恥ずかしい限りです。いや、ますますここ大山が好きになりました〜

長い山道を歩いた後はお待ちかねの食事!! もちろん名物の大山そばをいただきました〜美味しい!!

お蕎麦屋の近くの景色です。残念ながら大山には雲がかかってしまいましたが、見事な紅葉です!

今回、大山を訪れた本当の目的はここアウトドアショップのモンベル大山店

日本のアウトドアシーンを牽引する企業の一つであるモンベルがここ大山登山の入り口にある大山寺に店舗を構えています。

ここに店舗が出来ていたのは知ってはいましたが、この山奥の小さな町に?と少し違和感を感じていました。

 

私自身もトレイルランを始めてからは、モンベルの機能性とデザインに魅せられ、今ではすっかりモンベラー?!

 

そんなこともあり、せっかく紅葉を見に行くなら、これまで疑問に感じていた山奥への出店理由をこの目で確かめたくやってきました〜。

 

紅葉シーズンもあってか店内は人・人・人・・・。中はそれほど広くなく、特段にその他店舗との違いは感じられませんでしたが、山登り関連の商品はやはり充実していたと思います。

 

大山登山の基地であるこの場所にアウトドアショップ。当然、相性はいいと思いますが、シーズン外の閑散期を考えると、この場所に出店する決定的な理由にはならないような・・と思っていましたが、モンベルの戦略はどうやら他にもありそうです。

ここはモンベル大山店のすぐ近くにある大山参道市場です。ん⁈先程のモンベルの店舗に似ているような・・

 

はい、ここはモンベルが経営しているショップ店でした。オシャレな外観はこの大山参道の中でも一際目を惹きます!

店内には地元の特産品、お土産を取り扱っている他にモンベルの商品もいくつか置いていました。また、カフェも併設されておりモンベルらしさを感じる店内です。

モンベルはこの地で単に自社商品を登山客に売りたいのではなく、ブランド価値そのものを上げたいのではないかと感じました。巷でよく言われているユーザーエクスペリエンスを体験させたいのではないでしょうか?

モンベル大山店大山参道市場が出来た事で若い観光客が以前と比べて増えた気がします。最近のニュースで長野県の有名な山岳リゾート地 白馬村にアウトドアグッズのスノーピークが大型レジャー施設をオープンさせるみたいですが、モンベルと同じユーザーエクスペリエンスを通じたブランディングが目的なのでしょうね!

この考えは吉備路においても応用が出来るような気がします。ランニングやサイクリングと相乗効果の高い企業の誘致やコラボが出来れば、吉備路の魅力アップと観光客の誘致が図れると思うのですが・・・