岡山県が2018年度の訪日外国人宿泊者数を取りまとめたところによると、岡山県に宿泊した外国人旅行客が過去最高を記録し、7年連続の記録更新となったそうです。国地域別では台湾が最も多く、全体の約3割を占めており、次いで多い香港・中国で全体の約6割を占めているそうです。
また、日本政策投資銀行の作成した訪日外国人旅行者の意識調査レポートによると、訪日客の岡山に対する認知度は全国61の候補観光地のうち25番目の認知度らしく、岡山への認知度が一番高い国は台湾27.5%、次いで香港24.6%、オーストラリア9.5%。
岡山県はインバウンド需要の高い、兵庫、広島に挟まれていることから、これらの地域からの訪日外国人の流入に加え、岡山へ直行便のある台湾、香港からの増加が今後さらに増えていくことが予測されます。
インバウンド宿泊人数は全国平均より高く、また平均宿泊数も6泊と長めであることから、旅行中の通過県になっていないことから、岡山県は今後のインバウンド需要の伸びに期待できるエリアと言えるでしょう。
さらに岡山県内に目を転じてみると訪日外国人が訪れた観光地ベスト10には吉備路から吉備津神社、備中国分寺の2ヶ所がランクインしていましたが、トップ3の後楽園、岡山城、倉敷美観地区が40%以上の方が訪れているのに対し、吉備路は5%前後。
訪日外国人の地域別に見ると後楽園、岡山城、倉敷美観地区のトップ3が東南アジア、欧米等、世界各地から訪れているのに対し、吉備路に来ている訪日外国人のほとんどが東南アジアに限られています。
これらの動向から何が見えてくるのか・・・
観光客数アップの近道はやはり今後も期待されるインバウンド需要を取り込む!
いや〜すみません、当たり前のことを大きな声?!で叫んでみました。どこの観光地も躍起になってインバウンド需要を取り込もうと努力されてます。
あともう一声よろしいでしょうか?!
インバウンド需要の取り込みは東南アジア、中でも台湾・香港に絞り込む!
またまた当たり前のことを叫んでみました〜
やはり岡山から直行便の出ている台湾・香港の需要を取り込むのは最重点課題と言えます。
つづく・・・
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