気分転換に最近訪れた旅行記でも書きたいと思います。

「アップデート吉備路」を立ち上げてから、物の見方、感じ方、考え方がずいぶん変わった気がします。

旅行は趣味の一つであり、名所史跡を見て、美味しいものを食べる！というオーソドックスな旅をこれまでしてきましたが、今後は少しビジネス的な視点からも観光を楽しむことにしました。

吉備路にあって、吉備路に足りないものは何か？　これが今回の旅行のテーマです！

今回旅先に選んだのは滋賀県の近江八幡！なかなか渋い選択だと思いませんか？　近江八幡と聞いてすぐ思い浮かぶのは近江商人、または近江牛！でしょうか？　旅行好きな方なら城下町を散策して、水郷めぐり…とか思い浮かぶ方もいるかもしれませんね。

私が今回どうしても近江八幡に訪れたかったのは「ラ・コリーナ近江八幡」。

はい、これがラ・コリーナ近江八幡です！　何っ、この建物って思いますよね？！

美術館？　ホテル？

正解はお菓子屋です！　近江八幡に本社を置く「たねや」さんが運営されているお菓子の販売・飲食兼工場です。

この見事なまでのスケール！　これはもう巨大なお菓子のテーマパークとしか言いようがない規模ですね〜。

運営されている「たねや」さんは地元では超メジャーな和菓子・洋菓子店であり、特に「クラブハリエ」のブランドで販売されている洋菓子は全国的にも有名らしく、近江八幡に行ったら「クラブハリエ」で洋菓子を食べたり、土産で購入するのが観光の定番となっているようです。

既に安定した商売基盤を持っているにもかかわらず、この巨大なお菓子テーマパーク！！近江商人魂みたいなものをひしひしと感じました。

今回訪れた近江八幡では定番の観光をしてみました。城下町を少し歩き、昼は近江牛（財布の都合上めっちゃ小さい肉・笑）、食後はクラブハリエでお茶、そしてお土産にラ・コリーナでバームクーヘン！

なんかこれだけで近江八幡を十分満喫した気になります。

そろそろ今回の旅行のまとめに入りたいと思います。旅のテーマである吉備路にあって、吉備路に足りないものは何か？

近江八幡を訪れて感じたのは「集客装置とストーリー」でしょうか？

観光資源だけであれば吉備路の方が見どころが多いと思いますが、観光客を取り込む「たねや」は観光客へのアプローチがうまく、近江八幡に来たら「たねや」でお土産を買うというストーリーが出来ていると感じました。さらに集客装置の役目を担うラ・コリーナ近江八幡は、逆にお菓子目当ての客を近江八幡で観光させるなど、観光と商売のいい関係を築き上げていてトータル満足度は高い観光地だと感じました。

近江八幡で感じた「集客装置とストーリー」は、今後の吉備路におけるビジネス展開の参考にしたいと思います。