吉備路について

 

 Wikiによると私の住む吉備路(きびじ)は、「岡山市北西部から総社市にかけての一帯の総称で、著名な観光エリアである」と、記されています。

 

 吉備路は岡山市、総社市、そして倉敷市の一部にまたがる広域的な観光エリアで、エリア内には備中国分寺、吉備津神社、最上稲荷、鬼ノ城と有力な観光スポットも数多く点在しています。なのに、いまいち知名度が低いのはなぜなのでしょうか?

 

  岡山県内を見渡すと後楽園、倉敷美観地区、蒜山の3大メジャー観光地以外はどんぐりの背比べ…吉備路は観光資源としては他の観光地と比較しても見どころがたくさんあるはずなのに、それを活かしきれていないのが現状だと思います。

 

 その理由の一つとしてエリア連携が難しい?のではないかと勝手に推察しています。最初にお話したように吉備路は岡山市、総社市、倉敷市の3市にまたがるため、観光PRにも各市で温度差が出てしまい吉備路全体として盛り上がる事ができないのではないでしょうか?

 

 吉備路には観光地としてまだまだ高いポテンシャルを秘めていると感じています。他の観光地にはない大きな魅力、それは桃太郎伝説の発祥地であることです。

 

 岡山県の旗振り?!でJR吉備線が桃太郎線へ、岡山空港が岡山桃太郎空港へそれぞれ改名しました。県外、海外からの観光客にアピールするために名前から盛り上げていこうとする気持ち痛い程分かります。

 

 ただ、肝心の桃太郎伝説発祥の地である吉備路が盛り上がっていかなければ、やはり観光地としての魅力度は上がってはいかないのかと思います。今年は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の年です。海外からも県外からも大挙して観光客が来るのは間違いありません。その瀬戸内国際芸術祭目当ての観光客を是非、吉備路にも呼び込み、その魅力を知っていただけるよう官民一体となって盛り上げれるよう力になりたいですね!